No.1407『一日一生』酒井雄哉

No.1407『一日一生』酒井雄哉

著者の酒井雄哉さんは、変わった経歴で天台宗大阿闍梨となられた方だ。
33歳の時に妻を亡くし、38歳の時に家出同然で比叡山に駆け込んだ。得度(出家の儀式)は、39歳の時。それから叡山学院で学び、主席で卒業。7年かけて比叡山中を千日間回峰巡拝する千日回峰行を二度も満行されている。
2013年に87歳で逝去されている。

この本は、朝日新書の『一日一生』と『続一日一生』の中から厳選したものを「愛蔵版」として編集したもので、2017年に出版された本。

この本に書かれている酒井さんの言葉は、やはりタイトルの「一日一生」という考え方に基づくものばかり。変わった経歴で生きてこられた方だからこそ、人生に対する基本的な考え方を教えてくれる本だと思う。

「一日一生」と言うのは簡単なんだけど、ついつい過去のことを悔やんだり、未来を心配して気を散らしている自分に気付く。今日を精一杯生きることこそ、最も大事なことなんだと、毎日のように、自分に言い聞かせないと、なかなか難しい。
(14冊目/2019年)

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