No.1411『中野のお父さん』北村薫

No.1411『中野のお父さん』北村薫

主人公は編集者の娘美希、その父は定年前の高校教師。美希に絡む謎を、まるで電子レンジに入れてチンしたように、父が解くという形で、いくつかの短編が完結する、短編小説集。

面白いと思ったのが、父が解く謎はだいたいはそれほど重要なことではない。殺人事件も無くはないが、それで犯人が捕まると言うようなミステリーでもない。ちょっとした謎を解くだけだが、それはそれで面白い。この話ではどのように謎を解くのか、気になって、次へ次へと読んでしまった。とても面白い日常の謎解きミステリーだった。

続編も出版されているみたいなので、そのうち読みたいと思っている。
(18冊目/2019年)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA