No.1414『静子の日常』井上荒野

No.1414『静子の日常』井上荒野

夫十三を亡くし、寡婦となった75歳の静子さんの、一人になった以降の人生を描いた物語。

水泳教室でバタフライを覚えたり、お酒を飲んだり、いままでやってなかったことに果敢に挑戦する。とても魅力的な歳の取り方、素敵な第二の人生を謳歌している。夫の回想を交えながら、新しい人生を生きようとする主人公の静子さんは、とても優雅な第二の人生を生きる。

最初は短編小説集なのかと思ったら、短い区切りで続いている小説だった。

ユーモラスな小説でもあるが、誰もが経験するだろう老いた寡婦の人生について、ちょっと考えさせられる小説でもある。
(21冊目/2019年)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA