No.1421『横道世之介』吉田修一(再読)

No.1421『横道世之介』吉田修一(再読)

再読。最初に読んだのは、2012年の1月だった。
今週の初めに『続横道世之介』を読み終えて、『横道世之介』ってどんな物語だったっけと思ったので、再読してみた。再読なので、kindleで読んだ。

横道世之介が大学に入学してからの1年間を描いている。回想シーンが時々描かれ、世之介の思い出が語られている。
大学での出会い、故郷の知り合いとの絡み、世之介を取り巻く人たちも色々だ。

やはり中心となるのは、与謝野祥子との日々だと思う。夏から翌年の3月までの間に、世之介と祥子の関係は深まって行く。

世之介は、ごくごく平凡で、普通の人だが、とても良い人なのだ。彼に出会って得をしたと思えるくらいだ。
特別じゃなく普通なんだけど、忘れられない。

そんな人との出会いを描いた物語と言っても良いと思う。その証拠に、この1年間の物語が、色々な人との出会いを描いているからだ。
(28冊目/2019年)

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