No.1425『鹿の王 水底の橋』上橋菜穂子

No.1425『鹿の王 水底の橋』上橋菜穂子

『鹿の王』の続編と思い購入した。
読んでみて、「続編」と言うより「外伝」かなあと思った。「外伝」の定義は良く理解していないけれど、要するにストーリーは繋がっているようで、この本だけ読んでも十分に理解できるからだ。

最初のうちは、時間がかかる。登場人物に横文字が多かったり、独特の名前だったりするので、それを覚えたりするのに神経を使うからかも知れない。読むのに4日はかかりそうだと思った。

それが2日目辺りから、100ページ以上読み終えてからは、スピードが増した。読み終えた今日などは、残り30ページほどを家に帰って読まずには居られなかった。

かなり大雑把に言うと、主人公ホッサルとその恋人ミラルの物語でありながら、医学の流派の覇権争いと次期皇帝の争いが交錯する政治的な物語だろう。終盤に入って、展開が早くなり、物語に引き込まれてしまう。面白い。

この次の『鹿の王』が出版されるかどうかはわからないが、続編が楽しみだ。
(31冊目/2019年)

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