No.1429『百花』川村元気

No.1429『百花』川村元気

この本の装丁やタイトル、本の帯など、全体の雰囲気で即買うことにした。内容をよく確かめないのは、いつものことなのだけど。

静かでしっとりとした物語と言えば良いのか、淡々と進んで行くストーリーと言えば良いのか。父親を知らずに育った主人公泉とその母の物語。結婚して離れて暮らす母は、アルツハイマーと診断され、徐々に記憶を喪失して行く。そこに織り交ぜられた過去。小さい頃、1年ほど母が失踪した時の真相が、母の日記の形で語られる。

切ない物語だけど、未来への光も見える。
知らず知らずのうちに、亡くなった母のことを思い出しながら、読んでいた。
(36冊目/2019年)

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