No.1430『傲慢と善良』辻村深月

No.1430『傲慢と善良』辻村深月

辻村深月さんの作品は、これまで2冊読んでいた。2012年頃に『ツナグ』と『鍵のない夢を見る』の2冊。
『ツナグ』の方は面白かった印象があり、続編も雑誌に連載されているようで、単行本化は近いのかも知れない。『鍵のない夢を見る』はあまり印象に残っていない。確認すると、短編小説集で女性5人の主人公が罪に至る過程を描いている作品のようだ。

さて、本題の『傲慢と善良』だが、とても面白かった。婚活で知り合った架と真実が結婚することを決める。ストーカー被害に遭う真実が架の元へ逃げ込むところから、物語が始まる。そして、突然の真実の失踪。
前半は架の視点で描かれ、後半は真実の視点で描かれている。特に後半は、次々とページを捲りたくなる。

面白いと思った作家の本を、連続して読む癖がある。読書メーターで分析してみると、トップから角田 光代(65)…伊坂 幸太郎(37)…荻原 浩(31)…吉田 修一(29)…原田 マハ(22)…三浦 しをん(22)…村上 春樹(21)…奥田 英朗(18)…西 加奈子(15)…松浦 弥太郎(15)。これがベスト10のようだ。(数字)は読んだ本の数。辻村深月さんもこの中に加わるかも知れないと思うほど、面白い本だった。
(37冊目/2019年)

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