No.1469『月人壮士』澤田瞳子

No.1469『月人壮士』澤田瞳子

聖武天皇に関わる人々の視線から、天皇の人生を描いた作品。
螺旋シリーズの1つなので、初読みすることになった作家さん。山族と海族の争いよりも、純血でないことに対する苦悩を描いている。

ストーリー展開よりも、第三者の視点から聖武天皇の苦悩が描かれているので、時間が戻ったり、進んだりする。かなり読みにくかったが、読み終えると印象に残るものがある。

歴史小説と言って良いのだけど、武士の時代に比べると、ストーリー性の面での面白さは感じない。何故なんだろう。武士の時代の物語が娯楽小説なら、この本は純文学的で、結構読み応えはあるけれど、ワクワクするような面白さは無い。
(76冊目/2019年)

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