No.1472『ライフ』小野寺史宜

No.1472『ライフ』小野寺史宜

主人公の井川幹太は、ワンルームのアパート暮らし。大学時代から同じところに住み、大学を卒業して入社した会社を辞め、今はアルバイト暮らし。

同じアパートで暮らしている人と、少しずつ話をするようになる。掛け持ちのバイトでたまたま再開した高校時代の同級生の女の子や、大学時代に同じアパートで暮らしていた友人達、いろんな人の人生が交錯しつつ、幹太が新しい生活を始めることを決意する過程を描いている。

どこにでもあるような話なんだけど、それが何となく良い。小説のような特別なものではなく、どこにでもある「ライフ」を描いているところが、リアルなんだろう。淡々と進んで行く物語なところが、僕はこの作家さんの書く物語が大好きだ。
(79冊目/2019年)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA