No.1480『リーダーになる人の武器としての禅の名言』二階堂武尊

No.1480『リーダーになる人の武器としての禅の名言』二階堂武尊

禅語は好きで、これまでもいろんな本を読んでいる。
この本の特徴は、禅語についての解釈をビジネスマンの行動や考え方と結び付けている点だろう。特にリーダーとしての行動や考え方のヒントが書かれている。

それぞれの禅語の解説の最後には、「今日できる最初の一歩」として、二つの事項が書かれていて、この内容はなるほど良いなと思うものもいくつかあった。

例えば、「白雲自ら去来す」という禅語は、「空も雲もなんの意図もなくただそこにあるだけ」という意味で、「今日できる最初の一歩」は、「物事に余計な意味づけをするくせをやめる」というもの。何だか心当たりがあるような気がした。

禅では、今この時を精一杯生きることが尊重され、過去の後悔や未来への不安に惑わされることなく、今この時が全てであると説かれている。また、世の中の事象を悲観したりするのは、自分の心であって、事象はただ事象であるのみだということも、忘れないでいたいと思う。そういう考え方は、個人的に実にそう考えていたいと思うことだ。

僕が好きな禅語をひとつだけ挙げるとするなら、「日日是好日」である。いつも良い日と言う意味だけど、どんなに悪い日でも、どんなに悲しいことが起こった日でも、それを好日と言っている。実に奥深い言葉だと思うし、いつまでもそのことを忘れたくない。
(87冊目/2019年)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA