No.1490『BUTTER』柚木麻子

No.1490『BUTTER』柚木麻子

2年半くらい前に買った本で、長期間積読本だった。理由は良くわからないけれど、読みかけては止め、を2、3回繰り返してしまった記憶がある。
何だかボトルネックになっている気がして、今度こそ時間をかけても読了しようと思って、新年の始まりから読み始めた。やっぱり、10日間くらい時間がかかったけれど、今度は無事読了した。

決して面白くないからではない。むしろ面白い小説だ。文章が僕に合っていないわけではなく、他の柚木麻子さん作品はむしろサラサラと読めてしまう。

実際にあった事件をモチーフにしている。首都圏連続不審死事件を小説化している。
主人公は週刊誌の記者で、この事件の真相を追いかけようとして犯人と面会し、犯人から聞き出したことを記事にするため、事件をなぞって行くことで物語が進んで行く。
時には犯人の生い立ちについて調べるため、実家を訪れたりする。
主人公は、食生活も犯人と同じにして行き、体型まで変わってしまう。

長い間積読本になってしまっていたこの本を読み終えて、とてもすっきりした気持ちになった。喉につっかえていたものが取れたみたいな感覚だった。
まだまだ積読本が沢山あるのだけど。
(6冊目/2020年)

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