No.1509『本と幸せ』北村薫

No.1509『本と幸せ』北村薫

本屋さんで出会った時に、一目惚れした。
絶対読んでみたいと思ったから、迷い無く買った。
本との出会いは、そんなものである。それだけの思いがあれば、後悔することも少ない。

だけど、ちょっと難しかった。
それほど読書家ではなく、特に近年出版された本ばかり読んでいる僕にとっては、馴染みの無い本が多く、読みにくさを感じた。
たまに読みやすさを感じたのは、馴染みがある作家の名前が出てきた時や本と直接関係無いエッセイだったりした時だった。
最後の著者が高校生の頃に書いたショートショートも、読み易かった。

著者はたいそう本が好きな方で、読むことだけでなく、本そのものも好きな方だった。だから、本があると幸せなんだろう。
僕はそこまでは行かない。電子書籍よりは紙の本が好きだけど、じゃあ本が好きで読んだ本をいつまでも保管しているかと言うと、そういうことも無い。
そういう面で、僕にとってこの本は難しく感じたのだろう。
でも、途中で読むのを止めるほどでは無かった。買ったことも後悔していない。

買った時、ずいぶん高額な本だと思ったのだけど、それは著者の朗読のCDが付いていたからだった。
(25冊目/2020年)

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