No.1510『A』中村文則

No.1510『A』中村文則

短編集よりも長編の方が好きだ。
なぜなのかは、はっきりしないけれど、短編だと佳境に入る前に終わるような気がする。
長編だと最初は手子摺るが、徐々に調子が上がって、佳境に入って一気に読み終える感じがする。そういうところが好きなのだろう。
短編だと調子が出て来ては終わり、出て来ては終わりするから、疲れるのかも知れない。

そういう意味では、初めて読む中村文則作品で短編集を選んだのは、失敗だったかも知れない。
全体像を掴めないまま、読み終えてしまった感じがする。
難解な短編も多く、生々しさも僕好みではない気がした。

今は積読本に埋もれている。何でこんなに本を買ってしまったんだろうと、かなり後悔しつつ、でも次々と買ってしまうから積読本が減らない。
減らそうと思っているから、新しい本はなるべく買わない気だ。
だから、中村文則作品の長編を読むとしたら、ずっと先になってしまうだろう。
しばらく前に『教団X』という本が気になっていて、とりあえず手始めにとこの本を買ってみた。2017年のことだったようだ。
3年も積読本化していたのかと、驚いた。
まずは、積読本を減らさないと、と考えているから、長編はずっと先に読むかも知れない。
(26冊目/2020年)

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