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No.1518『すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法』浅田すぐる

No.1518『すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法』浅田すぐる

この本のスタート地点は、「学び」をもっと「仕事に活かせる」ようになりたいという多くの人の願望です。
一読して気付くのですが、この本の要旨は「はじめに」の部分で全て語られています。
何か本を読んだりして、それを仕事に活かそうとするなら、一つ目は全部ではなく1行だけ覚えておくこと、二つ目がアウトプットするためにインプットすること、そして三つ目が人のためにべっきょうすること。

これらの三つに対応するフレームワーク(思考整理するためのシート、様式)が用意されています。基本となるのは、最初の1行だけ覚えておくために使うフレームワークです。
他の二つは、一つ目のフレームワークの応用編のような印象です。

そもそもせっかく読んだ本の内容を、時間が経つとすっかり忘れてしまうのは、なぜなんでしょう。
著者はその理由を三つあげています。一つ目が消費型の学習であること、次に自分の言葉で咀嚼していないから、そして最後の三つ目は学んだ内容を短く要約していないから。
それぞれの理由の対処方法は、目的の明確化、思考整理、端的な要約の三つです。この三つを実践できるのが、最初のフレームワークです。

なるほどそのとおり、と思いました。
確かに僕は何となく漠然とした目的意識で本を読んでいます。手に取って読み始める時に、その本を読む目的を唱えたりはしていません。長い間積読本になっていた本など、せっかく買った時にあった目的意識を忘れてしまっています。
最近でこそ、メモを取りながら読むようになりましたが、それまではせいぜい気になるところに付箋を貼り付けて満足していました。
僕にとって、沢山の本を読むことが目的になってしまっていたかも知れません。

目から鱗だったのは、「アウトプットするためにインプットする」ということです。
本を読んで、内容を理解しようという漠然とした思いがありましたが、それでは後で誰かに内容を整理して話すこともできません。そういう状態だったから、時間が経ってしまうとあっさり忘れてしまうのです。
「人に聞かれたら説明できるように物事を理解する」ことが大事だなって思いました。

特別な理由は無いのですが、僕は例えばこの本に出てくるようなシートがあまり好きじゃありません。もっと自由にメモすることが好きなので、この本のシートを使うことは無いと思っています。
でも、考え方は大いに参考になりました。
この本に書かれているように、20字で要約するまでには至っていませんが。
(34冊目/2020年)

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