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No.1527『世界はうつくしいと』長田弘

No.1527『世界はうつくしいと』長田弘

何と言う偶然でしょうか。
『一日の終わりの詩集』の「空の下」という詩の最後の数行の中に、このフレーズがあるのです。
この世はうつくしいと言えないかもしれない。
繋がっていると思いました。

この詩集の中で好きなのは、やはり詩集のタイトルとなっている「世界はうつくしいと」でしょうか。
この詩の終わりの方の数行を書き出してみます。

うつくしいものをうつくしいと言おう。
幼い猫とあそぶ一刻はうつくしいと。
シュロの枝を燃やして、灰にして、撒く。
何ひとつ永遠なんてなく、いつか
すべて塵にかえるのだから、世界はうつくしいと。

とても良いなと思います。
永遠なんて無くて、だからこそ、うつくしいものがあるんだと思います。

詩を読むと、いろんなことを考えます。
だから、僕は時々、詩を読みたいと思います。
(43冊目/2020年)

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