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No.1533『君たちはどう生きるか』吉野源三郎

No.1533『君たちはどう生きるか』吉野源三郎

この本を買ったのは、多分2年前の2月頃のことだと思います。
買った本の写真を撮り、並べています。積読本リストとして。だから、買ってすぐに写真を撮ったとしたら、その頃から2年以上積読本だったと言うことになります。
同時に発売されていた『漫画 君たちはどう生きるか』は、ずっと前に読みました。だから安心していたんだと思います。長々と積読本になってしまった理由だと思います。

物語が始まる前に、池上彰さんの解説があります。
この物語が発行されたのは、1937年7月のことで「日本少国民文庫」全16巻の最後の刊行だったそうです。日本が日中戦争の泥沼に入ろうとしていた時代、世界的には第二次世界大戦に突入しようかと言う時代だったようです。
そんな時代の中で、偏狭な考え方ではなく、ヒューマニズムに根ざし、自分の頭で考えられる子どもたちに育てたいという著者の思いから、この物語は生まれたようです。

最近小さな事件が気になります。自動車によるあおり運転だけでなく、自転車でも同じようなことが起きています。人間が社会の中で生きて行く上の基本的なものを忘れているような事件です。
風邪を引いたら他人にうつして迷惑をかけないようにしよう、社会の中で生きて行く上で基本的なことができないことも、この新型コロナウイルスが流行して、クローズアップされたような気がします。
散歩していても気になることがあります。犬の糞をそのままにしたり、ちょっとした公園で飲み食いしたんでしょう、食べかすやゴミをそこら辺に散らかしている様、近くを流れる小さな川には、有り得ないくらいゴミが捨てられていたりします。

この物語に書かれている基本的な生き方とは直接関係しないことかも知れません。
でも、何だか共通している気がするのです。
忘れてしまっている大切なこと、基本的なこと、そういうものを思い出させてくれる物語が、『君たちはどう生きるか』なのではないか、そう思うのです。

この頃、3冊くらいの本を並行して読んでいます。
今月前半はほとんど本が読めていなかったのですが、この頃は結構読めてきました。
一気に読もうとするのではなく、少しずつ読んで行こうと思うと、いつの間にか1冊の本が読めています。
小さなことを日々積み重ねて行くことが大事なんだと思います。
(49冊目/2020年)

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