仕事が楽しいか楽しくないかは、誰が決めるものでもなく、自分自身が決めるもので、人によって同じ仕事でも全く受け止め方が違うものだと思います。
と言うことは、その仕事に対する感じ方が大きな分岐点になるのでしょう。
こういう観点から考えると、「仕事を楽しくする」ためには、仕事の捉え方を修正するジョブ・クラフティングが有効なんだろうと思います。
ジョブ・クラフティングを検索してみると、いろいろな記事が出てきます。
要するにやらされ感を持ってしまうと仕事は楽しくないわけで、能動的、自立的に仕事を捉える方が楽しいわけです。
この本は能動的、自立的に仕事をすることをいろいろな側面から書いている本だと思います。
いろいろなことが書かれていますが、実践してみたいと思ったものを3つに絞ってみました。それくらいでないと、本当に実践することは不可能だからです。
一つ目は、ルーティンワークをつまらないと考えるのではなく、少しずつでも常にもっと良い方法を考えることにしようと言うことです。
二つ目は、今の職務の専門性を高めるために、関連する本を読むと言うこと。
最後が、棺桶リストを作る。要するに仕事でやりたいことを思い付く限りリスト化してみると言うことです。
読むだけではなく、実践してこそこの本を読んだ価値は高まる筈です。
(86冊目/2020年)